抗凝固薬と抗血小板薬の違い 抗凝固薬と抗血小板薬の違い. 抗血小板剤は動脈性疾患、抗凝固薬は静脈性疾患が適応となります。動脈にできる血栓の原因は血管損傷によるもの、つまり一次止血の血小板の凝集が関連しています。静脈にできる血栓の原因は血液のうっ滞によるもの、つまり2次止血のフィブリンの凝固機能が関連しています。 ワーファリンとアスピリンの違いは? 血液が固まって脳梗塞や心筋梗塞を起こさないように、血液をサラサラにする薬として、ワーファリンやアスピリンなどが処方されます。ワーファリンに代表される抗凝固薬と、アスピリンに代表される抗血小板薬。 抗血小板薬と抗凝固薬の違いをホントにざっと説明したらこんな感じ。 すごーーーくカンタンに書くと、「非心原性塞栓症には抗血小板薬」「心原性脳塞栓症には抗凝固薬」。、、、、。いや、さすがにこれはカンタンに書きすぎてるかも。 抗血小板薬 . 1 がん看護概論 28分 降圧薬(ace阻害薬、arb、ca拮抗薬、交感神経抑制薬、サイアザイド系利尿薬) 血栓・塞栓と薬:血栓(凝血、血栓塞栓症)、抗血栓薬(抗血小板薬、抗凝固薬、 血栓溶解薬) 添付(薬剤リスト、q&a) 薬の基礎知識 vol. 抗血小板薬と抗凝固薬 前述の通り、いわゆる血液をサラサラにする薬(血液を固まりにくくする薬)には抗血小板薬と抗凝固薬の2種類が存在する。血小板血栓とフィブリン血栓のどちらの疾患を予防したいかによって薬が使い分けられる。 抗凝固薬と抗血小板薬は,どう使い分けるか 矢坂 正弘 1 1 国立病院機構九州医療センター脳血管センター脳血管内科 pp.312-315. 血管内皮細胞が傷つけば血小板凝集も促進し、凝固系も亢進することを考えてもわかるように、 完全に2つを別のものに分けることはできず、抗血小板、抗凝固薬2つを併用する場合も多い。 血液をサラサラにする分類の薬として、抗凝固薬と抗血小板薬があります。どちらも血栓ができるのを防ぐ薬ですが、どの血栓に対して使うかがそれぞれ異なります。今回はそれぞれの薬の違いと対応する血栓についてまとめていきます。 抗凝固薬抗凝固薬が有効な 血小板が集まってできる血栓を防ぐために服用する。 (川岸の砂のイメージ:砂が堆積すると川の流れが止まってしまう) 抗凝固薬. 抗凝固薬と抗血小板薬は、ともに 抗血栓薬 と呼ばれる薬で、『血栓(血の塊)を作らせない』という点では同じなのだが、 『どんな血栓を作らせないか』 が違う。.