妊娠中、乳首から粘り気のある透明~淡黄色の分泌液が出ることがありますが、自然なことで心配ありません。ただ、分泌物は粘り気があるので、乾燥してかさぶたのようになり、栓や塊として付着してしまうことがあります。 妊娠中・授乳中ではないのに乳首から分泌液が出てくる症状を乳頭異常分泌と呼びます。 女性はもちろんですが、男性でも起きることがあり、その原因には病気がひそんでいることがあります。 乳首からの分泌物が正常な場合もあり、自然に良くなります。 少なくとも1回妊娠していると、乳頭分泌物が出る可能性が高くなります。 乳頭分泌物は、乳房の乳頭領域から出る液体です。 原因 . 陥没している乳頭の事を陥没乳頭といいます。妊娠するとお乳全体が張ってきて軽度の陥没乳頭は治ってしまう場合が多く、また多少陥没していても赤ちゃんのおっぱいを吸う力で乳汁は出てきますので、それ程心配することはありません。 乳頭を絞りますと両方の胸の複数の穴から少量の分泌液があります。色は乳白色、透明で白い紙にとってみますと黄色っぽい透明な色に見えます。嚢胞があると言われ、そのときのマンモグラフィーでは、血性混じりの分泌と言われました。<女性:50代> 妊娠中や授乳中でないときに、乳頭の一方または両方から、黄色ないし白色の分泌物が出ることがあります。これを乳頭異常分泌といいます。また分泌物が血液であったり茶褐色の液体である場合を出血性乳房といいます。