標準偏差とは、データの散らばりの度合いを示す値です。標準偏差を求めるには、分散(それぞれの数値と平均値の差の二乗平均)の正の平方根を取ります。このページでは標準偏差の意味と求め方を、例題を使って分かりやすく説明しています。 4 エラーバーとして「標準偏差」「標準誤差」「 95%信頼区間」の3通りのうち一つが通常 用いられます。 上の図は平均±標準誤差でエラーバーを付与した図です。これは非常に多くの論文で用 いられますが、このグラフを用いて「二つのエラーバーが重ならないので統計的に有意な 相関係数とは、2 種類のデータの関係を示す指標です。相関係数を求めるには、共分散をそれぞれの変数の標準偏差で割ります。このページでは、相関係数の意味と求め方を分かりやすく説明しています。 標準偏差を用いたグラフのなかでも、代表的な棒グラフ、正規分布曲線をエクセルで作成する方法をご紹介しましょう。 棒グラフ データ の平均に対する標準偏差は、棒グラフにおける誤差範囲として表示できます。 このグラフの見方としては、例えば 「μ-σ 以上 μ 以下になる確率」=『オレンジで塗りつぶされた部分の面積』 となります。 例題)日本の成人男性の平均身長 μ=171cm、 標準偏差 σ=6cmとする。

大学受験の頃に見かけた偏差値。メーカーや工場では生産する製品の標準偏差は生産数品質向上の重要な目安となります。エクセルの関数を使えば、簡単に標準偏差を計算し、グラフに反映させることができます。なお、今回の解説はエクセル2016にて行います。