万年筆のメリットは、好きなインクを選んで書けること。多くのメーカーが色味の異なるインクを販売しているため、お気に入りの1品を選ぶ楽しさがあります。そこで今回はおすすめ万年筆インクをご紹介。選ぶときにチェックしておきたいポイントも解説します。 普段使い用にぴったりな5000円以下の万年筆。この価格帯だとは思えないほど高品質な商品も多く登場しており、プレゼント用に購入する方もいるほど。そんな進化を遂げる5000円以下の万年筆中で、本当に優秀でおすすめの商品はどれなのか気になりませんか? 万年筆で書かれた文字の色は?と聞かれて一番思い浮かぶことが多いのは、やはりブルーブラックの色ではないでしょうか。 ブルーブラックは青と黒が混ざったような紺色のイメージですよね。 僕的には、ブルーブラックの代表的なインクはパイロットかペリカンです。 pilotの大人気万年筆インク「色彩雫」の中でもブルーブラック系にあたる月夜と深海の色の違いを調べてみました。平等に比較するためガラスペンを使用しています。 万年筆を持つということは、書くだけでなくインク選びの楽しさも味わうことができます。 基本的には使用している万年筆ブランドのインクを使うのが一般的ですが、ものによっては種類が多くどれにしようか迷ってしまう人もいるでしょう。 「なんとなく」で購 日本が誇る万年筆ブランド、セーラー、プラチナ、パイロット。「機能そして使用面において優秀極まりない!」と絶賛するのは、服飾ジャーナリストであり万年筆愛好家・飯野高広さん。今回は日本国内3大ブランドを比較!ブランドの個性について、熱くそして時にマニアックに語ります。 インクの面白いところは、同じインク名なのに、メーカーによって実際の色がまったく違っているということ。以前、ブラックインクを取り上げた際、同じブラックインクでも、まったく違って見えるということはすでに検証済だ。ということで、今回はブルーブラックを比較してみたいと思う。